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乳酸菌と乳製品は同じなのか

世界中で350種類以上が発見され、さまざまな製品に使われている「乳酸菌」。
私たちの身体にとってプラスにはたらいてくれる菌類の総称で、
風邪や感染症を予防するバリア機能を強化してくれる菌でもあります。

そんな乳酸菌ですが、乳製品ならば何にでも含まれているというわけではありません。
誤解しやすい部分ではありますが、乳酸菌が含まれているものは乳酸発酵を施した食品だけになります。
代表的なところでいうとヨーグルトやチーズ、味噌、漬物、しょうゆ、ワイン、ビールなどです。
どれも酸っぱいようなにおいがする食品ですが、これは乳酸菌が使用されているためです。

牛乳については、実は牛のミルクの中には本来含まれています。
製品として出荷する際、品質を保持するため殺菌処理が行われているので、この過程で一つ残らず死んでしまいます。
乳酸菌は熱と酸に弱いという性質を持っており、一定時間以上加熱されるとすべて死滅してしまいます。

牛乳などのように製造過程で加熱処理が行われるまでは乳酸菌を含んでいる食品もあります。

乳酸菌は整腸作用があるため、男性・女性にかかわらずすべての人が摂取するべき菌であると言われています。
ただし人によっては乳製品全般が身体に合わず、すぐお腹を壊してしまうという人もいます。

お腹が弱い方については冷たい食品で胃腸を冷やさないよう注意し、乳酸菌多く含んでいるヨーグルトなどを少量ずつ摂取するようにしましょう。
もちろん牛乳にはほとんど含まれていませんので、飲料は飲むヨーグルトなどを選ぶようにして
少しずつ胃腸の調子を整えてあげることが大切です。

今までは、「乳酸菌は胃のなかで酸に浸かると死滅しやすく、生きたまま腸に届けることは難しい」と考えられてきました。
ところが最近では胃酸にも強い植物性乳酸菌という強い菌が登場し、ヨーグルトなどの製品にも応用されています。
より効果的で効率的な整腸効果を求める場合は、種類にも注目してみると良さそうですね。